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dYdXとは?
dYdXとは、クロスマージン(口座内の資産のすべてを証拠金として利用すること)で、44種類もの仮想通貨のパーペチュアル取引ができるDEXです。
パーペチュアル取引とは、通常の先物取引と違って、無期限でポジションを保有し続けられる先物取引のことを指します。
dYdXの取引所概要
dYdX 取引所概要 | |
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名称
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dYdX
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運営会社
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DEX
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提供する取引の種類
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現物取引(販売所・取引所)
レバレッジ取引(販売所・取引所) |
取り扱い銘柄数
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140以上
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レバレッジ最大倍率
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100倍
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取引手数料
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0.1% ※ランクに応じて異なる
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入金手数料
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無料
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出金手数料
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無料
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仮想通貨の送金手数料
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Maker : -0.025% / Taker : 0.075
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公式サイト
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高速かつ低コストな取引ができる
dydxは、イーサリアムレイヤー2上で構築されているため、高速かつ低コストな取引が可能です。
レイヤー2は、メインチェーンであるレイヤー1以外のオフチェーンを指します。
レイヤー1とレイヤー2の違いは下記の通り簡単に表にしました。
特徴 | |
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レイヤー1 | 処理スピードが遅く、手数料が高い |
レイヤー2 | 処理スピードが速く、手数料が安い |
レイヤー1の通貨を例えると、ビットコインやイーサリアムなどです。
レイヤー1だけでは、処理スピードが遅く、手数料が高くなる「スケーラビリティ問題」が生じます。
レイヤー2を移行すると、レイヤー1の負担を軽減するため手数料(ガス代)無料化や処理スピードの向上できるため、スケーラビリティ問題の解決が可能です。
レイヤー2取引面だけでなく、プライバシー面も大幅に強化されるため、ユーザーの取引戦略が真似されたりする心配もありません。
dydxは従来の取引とは異なり、ユーザーに高額な手数料(ガス代)の負担が掛からなくなったので取引しやすくなります。
ステーキングが利用できる
dydxは取引だけでなく、ステーキングとして利用が可能です。
ステーキングは、取引しなくても取引所に預け入れるだけで報酬が得られます。
取引に慣れていない初心者でもすぐに利用ができ、報酬が獲得できるのでおすすめ。
例えば、取引でなかなか収益を出せない方や、仕事で忙しくて取引できない方はステーキングすると手軽に報酬が獲得できます。
dydxは、米ドルのペッグ通貨である「USDC」を預入すると0.02%の金利で運用が可能です。
銀行の普通金利は年利0.001%ですが、dydxのステーキングは0.02%と高利率です。
ただ、通貨価格の下落リスクがあるため注意してください。
長期的にdydxを保有したい方は、ステーキングを利用するのがおすすめ。
レバレッジ取引ができる
dydxは証拠金を預けてレバレッジ取引ができます。
分散型取引所DYDXはレイヤー2で取引が可能なのは証拠金取引だけです。
レバレッジを掛けることで預けた証拠金以上の取引ができるため、大きなリターンを獲得できます。
例えば、5万円の証拠金を預けて、レバレッジを10倍にすると、50万円の取引が可能です。
保持するだけで価値が上昇すれば、利益も増えていきます。
dydxで掛けられるレバレッジは、2倍から25倍まで可能です。
国内取引所では、金融庁が決めたルールに則り2倍までしかレバレッジが掛けられません。
DYDXは国内取引所とは異なり、高いレバレッジ取引ができます。
また、仲介業者が存在しないため本人確認など、個人情報の提出も不要です。
従来の取引所と比較しても取引しやすい環境と言えます。
ただ、証拠金取引でレバレッジを掛けると大きなリターンも獲得できますが、ハイリスクなので注意が必要です。
dydxが定めている証拠金の維持率を下回った場合は強制的に注文が終了されます。
dYdXトークンの価格・チャート
dYdX Tokenとは
dYdXは、ガバナンストークンのDYDXを発行しています。
ガバナンストークンとは、プロジェクトの方向性などを決定する投票権を獲得するためのトークンです。
DYDXを保有しているユーザーは、dYdXの方針や運営に関わる投票に参加できます。
もちろんガバナンストークンとしてだけでなく、通常の仮想通貨と同じようにトレードをして利益を得ることも可能です。
また、DYDXを保有している人がdYdX内で取引すると、手数料の割引を受けられるというメリットも。
DYDXはBinanceやBybitといった中央集権型取引所で購入できる他、先述したトレードマインニングの報酬や、ステーキングの報酬としても獲得できます。
豊富な取引銘柄と安心のセキュリティを兼ね備えた暗号通貨取引所
コインチェックの公式サイトはこちらdYdXの使い方
① ウォレットを準備する
MetaMaskは、Google ChromeなどのWebブラウザの拡張機能として、無料で使うことができるウォレットです。
② dYdXとウォレットを接続する
続いて、用意できたウォレットとdYdXと接続しよう。
dYdXのサイトにアクセスして、トップページにある「取引」のボタンをクリックすると、取引をおこなうためのページに遷移する。
続いて、遷移先のページで「ウォレットへ接続」をクリックしよう。
すると、次のように、ウォレットの選択肢が表示されるので、自身が利用しているウォレットを選択すると、ウォレットが利用者本人のものであることを確認するための署名などを求められる。
それらに応じれば、dYdXとウォレットの接続は完了です。
③ dYdXに通貨を入金する
ウォレットを接続したら、保有しているイーサリアムを取引の証拠金とするために、ウォレットからdYdXに移し替えよう。
画面左のメニューの中にある「入金」ボタンをクリックすると、入金用の操作画面が表示され、通貨と数量を指定して、入金をおこなうことができる。
なお、dYdXではイーサリアム以外にもさまざまな通貨を証拠金として用いることができるのだが、ステーブルコインのUSDC以外を入金する際は、イーサリアムを含めてどの通貨もUSDCへ自動的にスワップ(交換)される。
通貨ペアを選んで、売りまたは買いの注文を入れる
証拠金となるイーサリアムなどの通貨をdYdXに入金したら、取引を始める準備は完了だ。
マーケットの中から取引したい通貨ペアを選び、実際にパーペチュアル取引をやってみよう。
成行注文をおこなう場合は、基本的に売買の方向と取引の数量を指定して、注文を出せばよい。
レバレッジ倍率については、証拠金と入力した数量を元にして、自動的に算出される。
また、前述のとおり、dYdXではオーダーブック方式が採用されているので、オーダーブックを参考にしながら指値・逆指値注文などの予約注文を入れることも可能です。
順位 | 取引所名 | 手数料 | 設立年 | ユーザー評価 | 取扱い通貨数 | KYC(本人確認) |
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1位 | 0.08%〜 | 2017年 | ★★★★★ | 350 + | 必須 | |
2位 | 0.2%〜 | 2018年 | ★★★★ | 1500 + | 必須 | |
3位 | 0.2%〜 | 2018年 | ★★★★ | 1000 + | 任意 | |
4位 | 0.2%〜 | 2017年 | ★★★ | 250 + | 任意 | |
5位 | 0.1%〜 | 2017年 | ★★★ | 450 + | 任意 |